会話できるチャットボットをWatson AssistantとLINE BOTを連携させて作る方法についてまとめました。
最終的にはこのような会話ができるBOTを作成します。
Watson AssistantとLINE BOTとの連携イメージ
目次
Watson Cloud設定手順
Watson Cloud側の設定として以下を行います。
- IBM Cloudアカウント作成
- Watson Assistantの作成
- Watson Assistant Skillsの作成
- Node-REDの作成
1.IBM Cloudアカウント作成
IBM Cloudにアクセスしてアカウント作成を行います。
登録したメールアドレスを確認します。
ログインできればIBM Cloudアカウント作成完了です。
2.Watson Assistantの作成
ログインできたら次はWatson Assistantを作成します。
価格プランは一先ず「ライト」で、デプロイする地域/ロケーションの選択は「ダラス」とします。
Watson Assistantが起動できれば完了です。
3.Watson Assistant Skillsの作成
Watson Assistantが起動したら、Skillsを作成します。
Skillは以下のGitHubからcatbot.jsonをダウンロードしてインポートして下さい。
GitHub -taijihagino/chatbot-lineapi-watsonapi
4.Node-REDの作成
Skillがインポートできたら、IBM Cloudに戻ってNode-REDを作成します。
項目を入力してアプリを作成します。
ホスト名とドメインはLINE BOTの接続先として設定するので控えておいて下さい。
登録したアカウントでログインします。
フローは以下のGitHubからworkspace-4f12f1bc-fb3c-47db-bca4-a0d32d18d1aa.jsonをダウンロードして貼り付けて読み込んで下さい。
GitHub -taijihagino/chatbot-lineapi-watsonapi
Workspace IDを確認します。
確認したWorkspace IDを設定します。
以上でWatson Cloudの設定は完了です。
LINE BOT設定手順
LINE BOT環境構築に関する詳細な手順は、以下の環境構築手順にまとめてありますので参照ください。

環境構築手順が完了したら、
控えておいたホスト名とドメインをLine DevelopersのWeb hook URLに設定します。
最後にLINE Developersのアクセストークン(ロングターム)をNode REDに設定します。
以上でLINE BOTの設定は完了です。
以下のようなLINEができるはずです。
お疲れ様でした。