SEやプログラマーの新卒採用面接でよく質問される「1年目はどんな仕事をするの??」についてまとめてみた

はじめに

 

自分は新卒の採用面接の面接官として採用活動の手伝いをここ数年しています。

その中でよく質問される

 

「システムエンジニアやプログラマーの新卒1年目はどんな仕事をするの??」

 

についてまとめてみました。

 

この記事を書いている僕の8年間の職歴についてはプロフィールにまとめているので、

興味のある方はそちらを参照ください!!

釣りキチ翔平プロフィール

 

システムエンジニアやプログラマーの新卒1年目の仕事内容とは??

僕の新卒で入社した会社(8年前)での実際の例

 

4〜7月:外部研修でビジネスマナー、Java・Webアプリの基礎を学習

新卒で入社した会社は研修でJavaとWebアプリの基礎を時間をかけて

じっくり勉強させてもらいました。

 

ちなみに、現在所属している会社では研修ほとんどなしでいきなり

現場配属されてOJTという形で先輩社員についてもらっていきなり働きます。

 

 

正直、この研修は自分は知っている内容だったのであまり意味はなかったですが、

特に未経験でシステムエンジニアやプログラマーとして入社した方にとっては

この期間は貴重だと思います。

 

 

研修が必要と感じている方は会社選びの際、研修の有無は確認しておいた方がいいと思います。

 

ただ、8年前と今とでは、

状況は違っている気がしています。

 

今は無料で学べるコンテンツが至る所に転がっていて、誰でも学習ができます。

システムエンジニアやプログラマーを目指す方は、

僕らが研修で学んでいた内容は大体抑えていることが多いように感じています。

 

そのため、

研修が必要なく、ある程度プログラミングができることが大前提で

採用活動を進める会社も増えてくると思います。

 

面接をしてても感じますが、

僕らの新卒時代よりも今の新卒の方のレベルの方がはるかに高いです。

 

新卒が即戦力レベルで入社してくるので、

のんびりしてる上の世代はすぐ抜かされちゃうな。。。と

 

 

8〜9月:現場配属、先輩の手伝いで一部製造

8月に現場に配属されました。

 

自分は情報通信系の社内システム開発を客先常駐で行うチームに入り、

お客さんの下請の下請で業務委託の1人として現場ではアサインされました。

 

いきなり設計や開発をバリバリさせてもらいたかったのですが、、、

まずは、先輩社員の試験の手伝いや画面のちょっとした文言修正などでした。。。

 

もっと色々プログラミングさせてくれることを期待しましたが、

正直、全く面白くないし成長もしない期間でした。。

 

先輩がデキる人なら、

ある程度仕事を任せてくれて、成果物をチェックしてくれたりもするのですが

ダメダメな先輩がOJTのメンターになるとこういうことになります。

(メンターガチャですね、、、)

 

もしメンターガチャで外れたら、

自分で学習するしかないです。

 

興味があればスキルアップのためにやるべきことを

以前まとめたので見てみてください!!

システムエンジニアがスキルアップのためにやるべきこと|8年間の自分の体験を踏まえてベスト3まとめました

 

 

10〜2月:プロジェクトの開発メンバーとして参画、新規システム開発

10月からは新規システム開発のプロジェクトが始まったので、

ベテラン上司と2人でそこに参入しました。

 

要件定義からのスタートで、

画面イメージを作って要件をお客さんと詰めて、

設計〜製造〜テスト〜リリースまでを行いました。

 

また、プロジェクトは製造工程からビジネスパートナーが1人参入してきて3人体制でした。

自分はそのパートナーの面倒をみつつ、自分の仕事をするという感じでした。

(パートナーの人は製造ほぼできない、試験させてもNGをスルーするようなポンコツだったので、

結局ほぼ2人分は僕が作業させられてましたが、、)

 

 

小さなプロジェクトですが、

設計、製造、試験と色々な工程を経験させてもらえたのは良かったですが、

新規システムを1から作った経験はもちろんなく、

自分の作業効率も悪かったので終電近くの残業が連続することも、、

(今はリモートワークで、電車の移動時間やこの終電を気にすることが無いので気楽にいけます)

 

パートナーがエラソーなくせにポンコツだったのと、

僕が未熟だったので客先でブチギレて上司に迷惑かけたりも。。。

 

 

3〜4月:競合他社ベンダーばかりの別プロジェクトへ移動して設計〜開発〜テスト

正直、仕事が物足りなかったので上司にお願いして、

3月からは別のプロジェクトへの移動となり、

そこでは設計、開発、テストをしました。

 

別プロジェクトでは別ベンダー(競合他社)のメンバーと自分という体制でした。

 

それまで作っていたシステムと比較すると大規模なシステムで、

全体像を把握するのに苦戦し、

利用しているテーブルの数も多く、

周りのメンバーに比べて自分は技術的なスキルがすべてにおいて劣る状態でした。

 

炎上中のプロジェクトということもあり、

競合他社ばかりということもあり、

新人扱いでスケジュールを引いてもらえることもなく、

ここでも毎日終電まで残業していました。

(リモートワークならもう少し楽だったかな。。。。)

 

この時、Java、SQL、基本的なITの知識全てで周りと比較して力不足ということを実感させられました。

周りは若手の優秀な人ばかりで(当時はそう感じた)全くついて行けなかったです。

 

土日は家でSQLを勉強して、平日は空いた時間でひたすらソースコードを読みまくってました。

 

1人だけ別ベンダーだけど仲良くしてくれる人がいたので、

わからないことはその人に聞きまくってなんとかしていました。

 

まとめ

と、ここまでが僕が1年目でやっていた仕事です。

システムエンジニア・プログラマーの僕の1年目は、

 

やる気はあるけど実力が伴わない。

工夫もできてないからめちゃくちゃ作業に時間がかかっていた。

けど、周りを巻き込んででもなんとかスケジュールには間に合わせていた。

 

振り返るとそんな感じかなと。

 

 

客先常駐で働くのと自社開発するのとでも、

また働き方は変わると思うので、

ただの1例と捉えてもらえればと思います。

 

仕事の要領が分からず、

作業に時間がかかってしまって辛かった時代は

8年目で今開発リーダーをしている僕らのような先輩にもあったのだと、

今1年目で辛い思いをしている方にはもう少し気楽にやってもらえたらと思います。

 

 

ただ、今の僕なら

新人のサポートとか、

新人の成長につながる経験を積ませたりとか、

案件を炎上させないようにとか、

いろいろ工夫するかな。。。

(当時の先輩はもっと工夫できたでしょ、、、って思うなー)

 

2022/3/21追記

新卒の採用面接で学生からよくされる質問について、

まとめ記事を作ったのでこちらも是非みてください!

SEやプログラマーの新卒採用面接でよくある質問まとめ

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