SEやプログラマーの新卒採用面接でよく質問される「どんな学生に入社して欲しい??」について考えてみた

はじめに

自分は新卒の採用面接の面接官として採用活動の手伝いをここ数年しています。

その中でよく質問される

 

「どんな学生に入社して欲しい??」

 

に対する自分の回答というか考えをまとめてみました。

 

この記事を書いている僕の8年間職歴についてはプロフィールにまとめているので、

興味のある方はそちらを参照ください!!

釣りキチ翔平プロフィール

 

 

新卒採用面接でよく質問される「どんな学生に入社してほしい??」について

僕が今まで現場で新卒社員と一緒に仕事をして、

一緒に仕事したいな(入社して欲しい)と思う人と、

逆に一緒に仕事すると辛いな。。。。と思った人と、

両方紹介していきます。

 

自走力のある学生に入社してほしい

以前、

 

今週中にこのタスクをして欲しいと僕が新卒に依頼して、

新卒の人はやり方が分からず(何度も教えていた内容だけど、、)

ただ、誰かに質問することも一切なく

自分でなんとかしようとするものの

結局期限になっても一切何も進捗はない。

 

という新卒社員と一緒に仕事をしたことがあります。

正直こういう人と仕事するのが一番辛いです。。。。

(最近こういう新卒社員は見かけないし、

逆に新卒じゃなくてもこういうことをする人は稀にいます)

 

 

自分だけでは処理しきれないタスクや物事は、

何が原因で進められないのか??自分は何がわからないのか??

 

などをすぐにまとめて、

他の人を巻き込みながらでもタスクや物事を前に進める。

 

このように、

物事を前に進めるように、自分から動ける学生に入社して欲しいと

僕は考えています。

チームで仕事をする場合はこれは当たり前だけど非常に重要なことです。

 

待っていればタスクをもらえたり、

待っていれば誰かが助けてくれる。

会社や現場によってはそういうところもあるかもしれませんが、

それにいつまでも甘えていてはダメです!!!

普段から自走力を意識しましょう。

 

 

わからないことは正直にわからないといえて、質問力のある学生に入社してほしい

ググればわかるし、

分からないと言うのは恥ずかしいから自分で調べる。

 

という人がたまにいます。

自分で調査すれば簡単に解決できるものも確かにありますが、

聞けばすぐ解決できるようなものもあります。

 

現場でぶち当たる課題はググればばわかるような単純なものばかりではありません。

現場独自の業務知識などもググってもわかりません。

(逆にそれくらいググればわかるじゃんってやつもあります。)

 

ある程度自分で調べて(10分くらい??)分からなければ、

わからないことをまとめて質問するという質問力は大切です。

 

ふられたタスクに対して、

どうやったらいいか分かりません。

ではなく、

 

こう考えてここまではやってみました。

ここまで考え方あってますか??

また、その先はやり方が思いつかないので教えて欲しいです。

 

というように、ただ丸投げな質問ではなく、

自分でまず考え、それを相手に伝え方向性が正しいことを確認する。

という質問ができるといいです。

 

丸投げな質問されると、質問された側は

自分がタスクやってるのと一緒じゃん。。。ってなりますし、

 

 

わからないことをはっきりわからないと言える。

ただ、自分で考えたことやわからない部分を整理して相手に伝えられる。

 

こういうことができる新卒社員と一緒に働きたいと自分は思います。

(新卒意外にもこれができない人は稀にいるんですけどね、、、)

 

 

教えたことはある程度一度で習得できる学生に入社してほしい

学生のうちに身につけた

プログラミングスキルや、

インターンシップの経験などそれはそれで重要なのですが、

 

現場でそれらは通用しないことが多いので、

入社時点の新卒社員同士のスキルの差は正直ほぼないようなものです。

 

ただ、

現場で教わったこと、一度実施したことを

すぐに身につけていける人かどうかで

大きな差はつきます。

 

 

前述の通り、

教わった内容に対して分からなければ質問して

自分のモノにできるレベルで理解する。

一度教わったことは確実に習得していく。

 

この積み重ねが、

入社前に積み上げたスキルよりも非常に重要です。

 

前教えたことを何度も教えないといけないとなると、

教える側も理解していないな。。。仕事を安心して任されないし、

依頼するのめんどくさいな。。。となる可能性もあるので、、、

 

 

新卒のうちに、

マニアックなプログラミングができる必要はないですが、

現場で教わったことだけは確実に自分のものにして、

確実に成長していきましょう!!

 

 

まとめ

今回は、

新卒採用面接でよく質問される「どんな学生に入社して欲しい??」について

自分の体験を交えながらまとめてみました。

 

自分が大切だと思うのはこの3つです。

  • 自走力のある学生に入社してほしい
  • わからないことは正直にわからないといえて、質問力のある学生に入社してほしい
  • 教えたことはある程度一度で習得できる学生に入社してほしい

 

これら新卒採用面接の場ですべて聞き出すのは難しいです。

が、入社を控えた学生の皆さんが今のうちに

意識して入社してもらえると、

意識していない新卒の人より確実に差が出ると思います!!

 

2022/3/21追記

新卒の採用面接で学生からよくされる質問について、

まとめ記事を作ったのでこちらも是非みてください!

SEやプログラマーの新卒採用面接でよくある質問まとめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください